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2024/09/29 17:18 |
過払いの計算

過払い金の計算

過払い金をご自分の力で返還請求しようとする場合、絶対に利息の計算方法は、知っておかなければなりませんし、法律家へ依頼する場合でも知っておいて損はございませんので、是非覚えてください。

≪利息金の計算式≫
借入元金×利率=1年分の利息
1年分の利息÷365(日)=1日の利息
1日分の利息×借入日数=発生する利息

≪例・50万円を29.2%の利率で30日借り入れした場合の発生利息計算≫
500,000円×29.2%=146,000円(1年分の利息)
146,000円÷365日=400円(1日分の利息)
400円×30日=12000円(30日で発生する利息)
借入した日から30日目に2万円返済したとすると、元金には8千円が充てられます。
つまり、返済後の元本残は、500,000円-8,000円=492,000円となり、翌日からの利息は、この元本残に対しての計算となります。

多くの金融業者では借主との間で、出資法の上限利率を採用し契約をしています。

しかし、利息制限法では10万円未満では20 %、10万円以上100万円未満では18%、100万円以上では15%超の利息を取ることは出来ません。それ以上の利息を取っていた場合には、その金額を元本に組み入れられ、新たな利息は組み入れられ減った元本に対して発生します。

 

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2009/06/04 13:24 | Comments(0) | TrackBack() | 過払い金返還請求の知恵袋
過払いの計算2

過払い金の計算2

では、利息制限法で定められている利率で計算をし直してみましょう。

500,000円×18%=90,000円(1年分の利息)
90,000円÷365日=246円(1日分の利息)
246×30日=7,380円(30日で発生する利息)

借入した日から30日目に2万円を返済した時の元本への充当金は、12,620円となります。

つまり、利息制限法に基づく計算をすると、4,620円多く元金に充てられるのです。

初回の借り入れ後、返済のみをしてきた取引の場合、18%で計算し直すと1年間で56,000円も多く利息を支払っていたことになり、2年目は65,080円多く支払っていた事になります。

このようにして、計算をし直すと利息を多く支払い過ぎていたことになり、結果借入の元本はとっくに無くなっているのに支払続けていた結果、過払い金が発生し返還請求する事が出来るのです。

多くの金融業者を利用されている方は【利用枠内融資】をしている事と存じます。

その際は、返済時のみならず利用に対しての金利計算も必要になります。

取引履歴の確認をして、再計算をしてみることが大切になりますのでご注意下さい。



2009/06/04 13:23 | Comments(0) | TrackBack() | 過払い金返還請求の知恵袋
返還申し出

返還申し出

ご自分の取引履歴の引き直し計算を全て終え、過払い金が発生していることを確認が出来ましたら、金融業者へ【過払金返還請求書】を作成し送付します。

送付先は、各金融業者の本社で構いませんが、業者によって独自の名称の取扱部署名があるので、表面に≪過払金返還請求書在中≫と記入しておくと、各業者のその部署に転送するはずです。

送付の際には引き直し計算書をコピーして同封し、内容証明か配達記録付郵便、もしくはFAX(受理通知在りの設定要)で業者に請求書が確実に届いたことが確認出来る方法を用いてください。

但し、業者によっては個人からの≪請求書≫では、応じない場合(無視したり…等)もありますので送付後一週間経過しても、何ら連絡が無い場合には取扱支店か、本社に連絡をしてその後の業者対応を確認することが必要です。

 



2009/06/03 15:50 | Comments(0) | TrackBack() | 過払い金返還請求の知恵袋

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